転職の準備:自分のこれまでの会社や仕事経験を整理してみる

「仕事の自分史」を作ってみて、社会や経済の動きとの関連を調べる

人生40年、50年と経験を積んでいくと、それなりに悩み苦労し、また、喜び感動の数々を経験します。仕事においても、新人時代から始まり、一般的には主任→係長→課長というプロセスを経る人、あるいはエンジニア一筋でスペシャリストとして生きてきた人など多様なキャリアを積んでいることでしょう。

そこで、この機会に、まず、自分の「仕事の自分史」というものを作ってみてはいかがでしょうか。学校を卒業してからのあなたのビジネス人生を、一つの年表としてまとめてみてください。

このときに大事なことは,正直に書くことはもちろんですが、会社や仕事の節目節目を見逃さないことです。会社が株式公開をしたこと、あなたの給与の変遷、配属先が変わったこと等々、かつての日記や手帳をめくって、記憶を呼び戻して細かく振り返ってみてください。

また、同時に、そのときに世の中でどんな動きがあったのか、政治や経済はどのような状態だったのか ということを書き加えてみてください。そうすると、自分の会社や仕事の流れが、社会とどのように連動してきたかが客観的に分かります。

なお、この「仕事の自分史」は、”あなただけのもの”として作ってください。他人に見せる必要はありません。これは、職務経歴書を作るときの参考にもなりますし,将来、仕事から引退したときの「自分の人生史」を作る作業にも役立ちます。

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